タイトル

《 第十考:川越の山車の構造を探る〜川越山車解体編C 》

自由研究

六軒町様の山車の解体、最終回です。今回は前輪のバラしからです。

※写真(画像)の無断使用、転載等禁止。

六軒町解体
皆で力桁の前部を持ち上げ、前輪を車軸ごと抜き取ります。

六軒町解体
外された前輪はこんな感じです。コマみたいですね。不思議なのは左右から固定されている、
車輪をどうやって抜き取るのか?という点。秘密は心棒右側の切れ目にありそうです。

六軒町解体
後輪も力桁の後部を持ち上げ、車軸ごと抜き取ります。

六軒町解体
両方の車輪を抜き取ります。右写真で、心棒の端がかなり反っているが分かります。

六軒町解体
運ばれる心棒。両端がかなり反っているのが、左写真で良く分かります。そして、いよいよ前輪です。

六軒町解体
なんと、切れ目から心棒が分割されています。込栓2本を抜くとすんなりバラけました。
出てきた心棒の本体は細いので車輪を無事外すことが出来ました。右は外された前輪心棒

六軒町解体
前輪を抜き取ったので、心棒を元に戻します。こんなカラクリが前輪に隠されていたとは!驚きです。

六軒町解体
とうとう車台のみとなってしまった山車。まだまだバラされます。右では符牒を書き込みながらの作業。

六軒町解体
桁を皆で持って抜き取ります。重さが相当あるので皆で持っていきます。

六軒町解体
車台は全部バラされます。抜け辛いところは、ハンマーで叩いて外します。

六軒町解体
力桁から外された前輪を囲う枠組みもバラされます。

六軒町解体
井桁台もバラしが進み出しました。新材はイロイロやることが多くて大変です。井桁台はほぼ新材で
作り直されているようです。前輪の枠組みも1つ1つバラされます。

六軒町解体
前輪の枠組みもバラしが終了。あとは井桁台のみです。ここまでくれば、もうゴールは目前。

六軒町解体
着実にバラバラになってきた井桁台。

六軒町解体
井桁台も全てバラバラにバラされます。
六軒町解体
込栓を抜いてバラします。深く差さっているので、抜くのも大変です。

六軒町解体
いよいよ最後の部材が外されます。

六軒町解体
山車が入っていた山車庫も部材にバラしてしまうと、全ての部材を仕舞っても、こんなにスカスカ。
まだまだ余裕があります。

六軒町解体
シャッターが下ろされ、次回の出番を待つことになりました。

川越の山車の構造を探る〜川越山車解体編Bへ

以前、拝見した仲町様の山車とは、また違った構造をもっており、大変勉強になりました。
特に3輪の前輪は解体を拝見しなければ、あのような特殊な構造をしていることを知ることは
できなかった部分です。まだまだ、勉強しなければならないと痛感いたしました。
取材にご協力頂いた皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

2011.7.12up

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